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zoom RSS マクロビ育児の問題点

<<   作成日時 : 2008/02/04 02:53   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 4

えーと続きです。
前回書いたのは肉体的影響に対する懸念。
それ以外に、精神的影響に対する懸念というのがある。

私は最初、小学校に入るまでは完全マクロビで(希望する幼稚園は毎日弁当なので。ただし、幼稚園のお友達の家に行き来するときは例外を認めてあげるつもりで)、小学校に入ってからは方針を切り替え、家ではマクロビ、外では自由にし、ハレとケを使い分けるようにしようと考えていた。
マクロビ実践しているママたちも、大きくなってまで子どもたちを拘束するつもりだという人はほとんどいないだろう。あとは本人に任せるという人が大部分だと思う。
でもここには落とし穴がある。

完全マクロビ食で育った子どもは、精神的にだけでなく、肉体的にも普通の食事(世間一般の食事)を受け付けられなくなってしまうことがあるらしいのだ。
一回外食しただけで、体調を崩したりすることがあるらしい。

これは、身体が素材に敏感になったということで、素晴らしいことのように受け取られることが多いが、私はこのことを知ってちょっと考えてしまった。
それでは、大きくなってから本人に任せるといっても自由はなく、道はひとつしかないではないか。
それに一般の食事を身体が受け付けなくなるということは、いろいろと不都合なことがあるのではないかと思われるのだ。

よく、アトピーは潔癖な社会が生んだ自然界の警告、なんて言い方がされることがある。
ばい菌やなんかを排除しすぎたことで、免疫力が低下して、アトピーの子が増えている、とかなんとか。清潔もほどほどに、ということらしい。

完全マクロビ食で育った子どもは、これになぞらえて言うならさしずめ、身体に悪いものを一切排除して純粋培養することで、何でも食べられない繊細な身体になってしまったという感じだろうか。

震災などのとき、食べ物不足でも支給された食べ物が食べられないとかいうことになったら不都合ではなかろうか。
「私は有機野菜を使った、質のよい調味料で味付けしたものしか食べられません。質の悪いものを食べると、具合が悪くなるのです」と言われても困ったことになるのでは。
うちの上の子たちは、義母がデパートの食品売り場で働いていたため、デパートの高い果物ばかり食べたため、そこら辺の店で売っている果物をまずくて食べれんなどということがたまにある。
「巷の食べ物のお粗末さ、まずさにはヘキエキしました」
とある、完全マクロビ食で成人まで育った人のことばである。
味覚が上等になったから素晴らしいというべきか、何でも食べられなくなって困ったことだというべきか、価値観はそれぞれだと思うが・・・。

まあ震災の食べ物不足などは、日常的に起こることではないからともかくとしても、人間関係で困ったことにはならないだろうか(私はこれが一番心配)。

「同じ釜の飯を食った仲」ということばがあるように、食事は栄養をとるというだけのものではない。一緒に同じものを食することで仲間との連帯感とか親睦を深めるという意味合いもあるのである。懇親会とか会食とかがその例だ。

人と同じものが食べられない、このことが、まだ疑問ももてず、反論もできない小さい子供にどれだけの心理的影響を与えうるのかということを、つい考えてしまう。

友達同士でどこかに食事に行こう、ということになったとき
「私はマクロビレストランでないと、食べるものがないの」
もしくは「私は肉、魚、牛乳、卵、白米、白砂糖は食べないの」ということになれば、その場にいる人たちはおそらく目が点だ。

将来恋人ができたとして、その付き合いにおいてはどうだろうか。
「キミにはついていけない」ということにならないだろうか。
実際、奥さんがマクロビにはまってから、家族がぎくしゃくしているところもあるらしい。
人間の中身の問題ならともかく、食べるものの違いでその人とつきあえなくなるのはアホらしい。
仮になんとかその人と折り合い、結婚したとして、同居の義父、義母とのことはどうなるのだろうか。
魚もさばけない、卵の調理もできない、そして互いにストレスがたまることになるのでは。
処世に長けた人なら、そういったこともうまくスイスイ切り抜けて立ち回ることができるかもしれないが、娘の場合はおそらくムリ。

完全マクロビ食で育った子どもたちは、普通の職業に就けているのだろうか。サラリーマンとかになれるのだろうか。
ばかばかしい疑問かと思われるかもしれないが、私の知っている人はみなマクロビ料理関係の職についているのでそう思ってしまうのだ。
好きでやっているといえばその通りなのだろうけど、そういう世界でしか生きにくいのでは?という疑問も同時に沸いてしまう。

うちの娘には障害がある。
それでも障害をものともせずにつきあってくれる友人たちや、また可能性は低いものの結婚してくれる人や、将来娘の面倒を見てくれる人たちとの間で、たかが食べ物のことで不協和音を醸し出すようなことや、無用のストレスは与えたくないと思う。
(食事を作ってくれる人のものは、なんでもおいしく食べられる方がいいではないか?)

・・・こうしたもろもろのことを考え合わせると、「小さいうちは完全マクロビで、小学生からは大幅に自由にして・・・」という計画が、どうも非現実的のような気がしてくるのである。

よって、末娘の育児は、「はじめから」ゆるゆるマクロビに決定する。
あとで、他のものが食べられなくならないように。
小魚と白身魚は、離乳食の段階から、たまに食べさせる。
かつおぶしも、使うときは使う(だしは基本的に、こんぶだし)。
牛乳と卵は、2〜3歳になってから導入。それもたまに。
肉は基本的にNG。(私、肉が食べられないの、くらいなら人間関係も困らないでしょ?)
おやつは手作りのみ。
そして幼稚園友達のお宅にお邪魔するようになるだろう、3〜4歳くらいから、よそでもらう市販品のお菓子やなんかを解禁。家のおやつは手作りのまま。
つまり、外では基本的に自由。ハレとケを使い分ける。

小さい頃は、味覚を作る時期なので、1歳前後くらいまでは味付けなしの離乳食で、くだものはもっと後までは与えず(今の離乳食では、マクロビに関係なく全般に果物を与え始める時期を遅らせているらしい。)野菜や穀物の甘味に慣れさせる。
おやつに関して比較的厳格なのは、やはり市販のおやつを食べ始めると、より甘味の強いものを求めるようになるだろうからだ。

でも、これも自信がない。もしも、娘がダウン症であることを見て、声をかけてお菓子をくれる人がいたとしたら・・・その気持ちの方をこそ、大事にしたいし。

つまりは、完璧にしようと思っても、たぶんそううまくはいかないだろうということだ。
そしてそれが自然なことであり、むしろ完璧にしようとすることで生じるさまざまなゆがみの方をこそ気をつけなければならないのだと思う。

と、凝り性で完ぺき主義の自分であるが、娘の食に関する育児方針について、あれこれ考えてみたのであった。
(さっそく、塩気を抜いたしらす干しを細かく刻んでおかゆに混ぜて食べさせました。)

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なるほど(納得、参考になった、ヘー)

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
いつもながら絶妙なバランス感覚をおもちだなあと感心して読ませて頂きました。療育などをいろいろ見聞きして思うのですが、「なにがなんでもこのやりかたで」とこだわりすぎるとかえってうまくいかなかったり枠を狭めてしまうことも往々にしてあるように思います。(ただ障害によりけりなんですが。外せない支援のツボというのもありますしね)なかなかたどりつけない素敵な考えだなあと思います。参考にさせて頂きます♪
ちえのすけ
2008/02/12 10:10
ちえのすけさん、こんにちは。
バランス感覚?てんびん座だからかしらん?などということはさておき^^;
何か新しいやり方に惹かれてハマったとき、一度はそれを壊すことが大事だっていいますよね。真理を探究する間は一生懸命でも、自分が真理だと思うことに出会ったとたん、探求の姿勢をやめて擁護に終始してしまうことになりがちだと。
どこかで自信のなさを持つというか、風穴を開けておくことって大事かなと思います。
療育に例えておられますが、私も療育の世界は足を突っ込んだばかりで、とりあえずキャッチした情報を律儀にやっている日々です。その情報を知らない人に出会うと、自分の情報を伝えていいものかどうか、迷います。知らない人が損していると考える時点でもはや「それしかない」と思い込んでることかもしれませんし、療育自体が、障害の持つ個性を変えようとしていることなのかもしれない、と悩んだり。
ちえのすけさんのブログはときどき拝見させていただいています。今後ともよろしくお願いします。
パンプキン
2008/02/17 00:00
こんにちは! 私は最近マクロビにであってちょっとはまってるんですが、同じ考えをもってます。子供にマクロビ生活をさせて将来困らないかと疑問に思ってました。友達同士でちょっとお茶したり友達つきあいが大事になってくる将来、「食べられない」なんていってたら、友達もつくれないんじゃないだろうか・・・。と考えていました。でもマクロビの肉、卵、牛乳、白砂糖などをとらない生活は賛成だから、悩んでいました。今日はじめてブログをみさせてもらったんですが、私と同じ考えを持ってる人もいるんだってちょっとうれしくなりました。
ママリン
2008/02/19 00:56
ママリンさん、こんにちは。
ママリンさんも同じようなことを考えておられたのですね。
アレルギーやアトピーなどの体質的なものならもっと理解されやすいと思いますが、そうでない偏食というのはなかなか難しいだろうと思いますね。どちらかというと、世間一般よりも、(将来の)家庭での問題が大きいような気が・・・。
そのほかにも気になることがあるのですが、また折りをみて書きたいと思います。
パンプキン
2008/02/21 01:43

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