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zoom RSS コメントへの返信(ベジタリアンと寿命)

<<   作成日時 : 2010/09/14 02:14  

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コメントは800字以内でないと受け付けられず、手間なのでこちらに書きます。

>ロルフさん

 毎度言い訳していますが、放置状態のブログにて返信が遅れすみません。
もうご覧になっていないとは思いますが、一応返信しておきます。

さて、 > 肉食の幼児のB12欠乏症発症率
    非肉食の幼児のB12欠乏症発症率

ですが、とりあえず本ブログのマクロビ論文3をご覧いただくと、
オランダでマクロビ幼児57名に対し、雑食(普通食)の幼児57名を対照とした研究があります。

「血清中ビタミンB12濃度はマクロビ児が149pmol/L、対照群が404pmol/Lだった」、とあり、「マクロビ児の全員が赤血球数の減少とMCVの高値を示しており、ビタミンB12欠乏による血球の変化がマクロビ児の大半に見られることを示している。」となっています。
マクロビ児53名中27名が栄養障害になっていますが、対照群には栄養障害はありませんでした。
ビタミンB12は正常値が160〜1300pg/molですから、平均がそれ以下ということは多くがビタミンB12不足ということになると思います。

成人の肉食・非肉食のB12欠乏症発症率ですが、これはビタミンB12が体内に蓄えられ、人によってはビタミンB12の摂取をやめてから欠乏症になるまで20年くらいかかることもあるため、現在の肉食・非肉食によって欠乏率を比較するのは難しいものがあると思います。

>肉を食べることのメリットとデメリットを両方見ることが大切だと思います。
>メリットが大きいならデメリットにかかわらずいくらか取るべきであり、デメリットがあるのでいくらメリットがあっても多量に取るべきではありません。

これはもちろん同感です。
動物性食品は肉に限ったことではありませんし、良質の魚介類や乳製品を必要なだけとることが必要だと思います。食べすぎは、たとえ野菜や穀物であれ、身体を壊す元ですから。
この論文の報告は、「大量にとるように」ということではなく、子どもの成長にとって動物性たんぱく質が必要ということを言っているに過ぎないと思います。

>インドの平均寿命68才、1900年のアメリカの平均寿命47才。

すみません、インドの平均寿命も1900年のデータでしょうか。
1900年とはまた、ずいぶん昔ですね。^^;
どの国も年々平均寿命はのびていますから、1900年の日本の平均寿命は44歳、インドにいたっては24歳のようですよ。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1615.html
ちなみに
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/1620.html
2005年はインド63.7歳、アメリカ77.9歳です。

インドはずっとアメリカより寿命が低い状態できていますが、おっしゃるように平均寿命はいろいろな要素を含んでいるので、単純に比較しても仕方がありませんね。
日本の平均寿命は食の欧米化が進んでからどんどんのびています。
しかし、医療も同時に進歩していますから、何が長寿の要因かというのは難しいです。

> 肉食者の3大病死亡率は6割と大きいですが、
先進国の非肉食者のの3大病死亡率が不明です。

肉食の3大病と非肉食者の3大病は中身が違いますよね。
たとえば日本では、昔は穀類中心の粗食だったので結核などの感染症や脳卒中での死亡が多かったようです。
ガンは長寿になるほど増えるので、単純に肉食のせいとはいえませんし。

完全ベジタリアン(マクロビなど)は最近増えてきた人たちなので、まだ寿命までのデータは揃わないんじゃないかと思います。
それに海外のマクロビアンは魚も乳製品もとっている人が多いです。
(少なくともクシ・マクロビは魚・乳製品禁止ではないので)

個人的には、老人になるとある程度コレステロール値がないと血管がもろくなって脳卒中とかになりやすくなるんじゃないかと思います。

たとえば、オランダの
Total cholesterol and risk of mortality in the oldest old.
Weverling-Rijnsburger AW, Blauw GJ, Lagaay AM, Knook DL, Meinders AE, Westendorp RG.
という論文では、85歳以上ではコレステロール値が高い人の方が長寿であり、ガンや感染症の比率が少なくなっていますし、

ハワイの
Cholesterol and all-cause mortality in elderly people from the Honolulu Heart Program: a cohort study.
Schatz IJ, Masaki K, Yano K, Chen R, Rodriguez BL, Curb JD.

という論文でも、71歳〜93歳の3572人の日本人とアメリカ人を対象に調べたところ、全死因死亡率は低コレステロールの人の方が高くなっていました。

日本の
Serum total cholesterol and mortality in a Japanese population.
Iso H, Naito Y, Kitamura A, Sato S, Kiyama M, Takayama Y, Iida M, Shimamoto T, Sankai T, Komachi Y.
という論文は、コレステロール値とガンおよび出血性脳卒中のリスクが逆相関することから行われた研究で、大阪の八尾市に住む40歳〜69歳の12,187人の男女を対象に平均8.9年追跡して行われました。
その結果、男性はコレステロール値が低いとガンや全死亡率が高くなり、女性は相関が見られませんでした。

日本の
Lower levels of serum albumin and total cholesterol associated with decline in activities of daily living and excess mortality in a 12-year cohort study of elderly Japanese.
Okamura T, Hayakawa T, Hozawa A, Kadowaki T, Murakami Y, Kita Y, Abbott RD, Okayama A, Ueshima H; NIPPON DATA80 Research Group.
という研究は、日本全国の60歳〜74歳の男女1844人をランダムに対象とし、平均12.4年追跡しました。
その結果、低コレステロールおよび低血中アルブミンが低いと死亡率が高くなり、日常生活動作が低下しました。

さらに日本の
Body mass index and risk of stroke mortality among a random sample of Japanese adults: 19-year follow-up of NIPPON DATA80. Cerebrovasc Dis. 2006; 22: 409-15.pubmed

では、BMI、つまり肥満について研究しています。
無作為抽出された国内300地区に住む30歳以上の9526人(男性4171人,女性5355人)を17.3年追跡調査しました。
その結果、脳梗塞死亡リスクとBMIは,U字型の相関を示したということです。
つまり、すごく肥満でもいけないけれど、特にBMIが18.5 kg/m2未満の痩せ型の男性では,脳梗塞死亡の有意なリスク上昇がみられたということです。

以上はいつかネタにしようと思ってダウンロードしてあったものの記事にできなかったもの(の一部)です。

寿命の話も確かに興味深いですが、今はマクロビ論文に割いている時間がないので、当面更新はありません。ご了承ください。

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